ポータルサイトを運営して収入を得るためのマネタイズはさまざまですが、広告収入はポータルサイトでは一般的に導入されている収入形態の1つです。

広告収入にはバナー広告を活用することが多いですが、ポータルサイト内にバナー広告を掲載してポータルサイトを訪れたユーザーがクリックすることで収益が発生します。

ユーザーがポータルサイト内に掲載されているバナー広告をクリックするだけで、広告収入が入る形式でクリック報酬型広告ASPを活用することができれば、クライアントなどから提供されたタグをポータルサイト内に貼り付けるだけで可能です。

例えば有名なクリック報酬型広告ASPであるGoogleアドセンスでは、Googleアカウントを取得した後に広告審査を依頼して審査に合格すればすぐにでもポータルサイト内に設置できます。

ただし、Googleアドセンスの審査に合格するためにはいくつか審査基準が設定されていて、その中の1つにPV数が含まれていることからポータルサイト構築が完了してすぐに審査をするのではなく、一日100PVくらいになってから申し込むようにしましょう。

クリック報酬型広告ASP以外にも自分で営業をして広告を取得する純広告を呼ばれる方法もありますが、純広告の方がクリック単価よりも高単価になる傾向になることから営業能力があるなら積極的に純広告を獲得できるようにすることがおすすめです。

クリック報酬型広告ASPでも純広告でも重要なことはポータルサイトにユーザーを集客して、実際にクリックしてもらうことになるため、ポータルサイト内のコンテンツなどは常日頃から更新をおこないサイト自体の質を高めるようにしてください。

ポータルサイト内にバナーを設置するのは、訪れたユーザーから利用料などを取らないことからコンテンツを増やすことや会員などは比較的簡単です。

しかし、収益を意識しすぎてポータルサイト内に広告を設置しすぎるとユーザーがサイトを使用する際に邪魔になってしまうことも珍しくありません。

ユーザーの確保は収益に直結するといっても過言ではないことから、ユーザーにとって価値の高いサイトを構築しながら適度に広告を設置するようにしましょう。